【小さなラグジュアリーホテル】ルセイ島の砂浜をベアフットラン

ルセイ島のワンナイトステイの券があるんだけど興味ある?

一か月前、管理人の妻がインド人の友人からSNSメッセージを貰った。

興味ないわけないでしょ。

なんでも昨年の年末パーティのラッキードローで当たったのに、忙しくて期限である4月中に行けなくなってしまったとのこと。

やはり持つべきものは友だね。

シハヌークビルから行ける離島で有名なのはロン島ロンサレム島だが、ルセイ島はもっと近い。

管理人が住むオートレスビーチからもよく見える。

でも知名度は高くない。

ネットで検索しても、日帰りシュノーケリングツアーの目的地になっていることくらいしか情報は出てこない。

それもそのはず、この島には宿泊施設が一つしかなく、しかもバカ高いからだ。

そんな所の無料宿泊券が貰えるなんて、こんなラッキーなことはなかなかないよね。

ありがとう、インド人の友。

ということで、今回はなかなか珍しいルセイ島の宿泊レポをお届けする。

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家~ルセイ島

ルセイ島行きのボート乗り場はリアム基地のすぐ手前にある。

何かと政治問題化しているリアム基地なので、以前、見学しに行ったことがあった。

そんな基地、入れるわけないよね。

でもその手前には奇妙なほどお洒落な建物があり、入ったことはある。

それが今回使った乗船場のラウンジだ。

家から乗船場まではトゥクトゥクで15分くらい。

ラウンジの外観はこんな感じ。

中では冷たいおしぼりとウェルカムドリンクを出してくれた。

客は白人の夫婦1組とカンボジア人家族が2組。

皆、裕福な感じ。

ボートは小さいけど、きれいなSUZUKI製。

日なたが好きな白人は、やはり真っ先に特等席に座っている。

日焼けしたくないアジア人は当然屋根のある席にしか座らない。

乗船時間、僅か15分でルセイ島に到着。

船着き場を出たらすぐにKoh Russey Villas & Resortの入り口。

セミの鳴き声がして夏休みのような雰囲気に期待が高まる。

 

リゾート内の様子

まずはオープンなロビーを入る。

リゾートの両面が海に面しているため、南から北に心地よい風が吹き抜ける。

ここの円形台に寝転がるのは、至福の昼寝タイムだった。

レストランは2か所あって片方はフォーマル、もう片方は少しカジュアルな感じ。

こちらはフォーマルな方。

明日のブレックファストはこちらでいただく。

プールの深さは1.2m。

ここを歩いていたら従業員から

「こんにちは、〇〇〇」

とファーストネームで呼ばれてビックリ。

さすがセレブリゾートだ。

部屋の入口はこんな感じで、各部屋には独立した門がある。

門を入って階段を降りると、こんな素敵なバルコニーが。

豪快な波の音が聴こえる。

部屋の中はスーパー冷えてて、完璧な防音。

個人的には波の音が聴こえる方が嬉しいけど。

シャワールームには洗面台が2つも付いていて広々。

奥にあるバスタブはアウトドア。

海側から見るとこんな感じ。

2階建てになっている。

今回泊まった部屋は1ベッドルームだけど、2ベッドルームは1階建てで砂浜にも近い。

各部屋にはプールも付いている。

これがその入り口。

他には4ベッドルームのビラもあり、こちらはさすがに広い。

1泊1,500ドル

どんな人が泊まるのだろうか?

 

夕日ラン

宿泊者のアクセスはリアム基地からのボートに限られているので、1日2便あるボートの時間もチェックイン/チェックアウトの時間に合わせてあるようだ。

行きは13:30発と14:30発で、帰りは10:00発と11:30発。

管理人は最長時間限滞在するため、当然13:30発と11:30発を選ぶ。

チェックインしたのが14時くらいだったので、すぐに17時の夕日ランの時間になった。

ここのプライベートビーチは1.2kmあって、プライベートビーチの割には長い。

ビーチはこんな感じ。

夕方ということを差し引いても、砂は茶色で正直それほど美しくはない。

でも南側に面していて、沖合には何も見えない。

つまり何も遮るものがないので、オートレスビーチより波は高くて、音も豪快。

また宿泊者もあまりいないので、砂浜を走ったり歩いたりしている人は皆無。

独占できるのは嬉しい。

砂浜は柔らかく、走ると足が埋まって銚子商野球部の砂浜トレーニングのようだ。

あっという間にビーチの端まで来た。

いつも5kmのビーチを走っていると、1.2kmがもの凄く短く感じる。

でも、波の音をBGMに誰もいないビーチを走るのは、この上ない贅沢。

夢見心地で5往復して終了。

 

ディナー

今回の宿泊券にはディナーも付いている。

レストランへのアクセスはこんな感じ。

豪快な波の音のBGM付き。

どんなメニューが頼めるのだろうと思っていたら、前菜/メイン/デザートのフルコースだった。

それぞれ5,6種類ある中から選んだけど、久しぶりに値段を見ずに好きなものを頼ませてもらった。

ありがとう、インド人の友。

これはメイン。

後で気づいたんだけど、このホテル全然蚊がいなかった。

モルディブのホテルもいなかったけど、きれいに手入れされてるからなんだろうね。

朝日ラン

前日の夕日ランが高校球児の砂浜トレーニングのように負荷が高かったので朝日ランはやめようかと思ったけど、やることないから結局3往復してしまった。

走る趣味がない人にはわからないと思う、この感覚。

 

ブレックファスト

どんな豪華なブッフェかと思ったら、好きなコースをオーダーする形式だった。

好きなだけ頼んでいいというので、2人で5コース頼ませてもらった。

パンとかエッグベネディクトとか、いつも頼むメニューなのに、本物はこんなに美味しいのかと感動した。

 

ルセイ島~家

帰りの11:30発の便はカンボジア人が3家族、インド人が1家族だった。

リアム基地の船着き場に着いたら、皆、運転手付きの自家用車が迎えに来ていた。

それもジープやレクサス等、高級車ばかり。

うちはアプリでトゥクトゥク呼んだけど。

やはり、平民が行くリゾートではなかったようだ。

中には若いカップルもいたけど、親が金持ちなんだろうなあ。

でも、これは間違いなく得難い体験だった。

ありがとう、インド人の友よ。