【ロン島 ソクサンビーチ】白亜の絶景7kmのビーチをベアフットラン

タイの有名なビーチリゾートであるプーケットサムイにはきれいなビーチがいくつかありますが、いずれもボートで少し行った沖合の島には更に美しいビーチがあります。

カンボジアのシハヌークビルも同じです。

有名なのはロン島ロンサレム島です。

いずれもスピードボートで1時間くらいの場所にあります。

オートレスビーチを毎日走って約4週間、全く飽きてはいないのですが、ビーチランナーとしては近隣のビーチくらいは知っておきたいものです。

そこで今回は、ロン島のソクサンビーチを走ってきました。

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スピードボートでソクサンビーチへ

本日は快晴で微風。

2日前にボートチケットを買った時の天気予報では曇りだったけど、カンボジアの天気予報を信じなくてよかった。

以前、タイのパンガン島行きのスピードボートに乗った時に、海が大しけになって乗客の1/4くらいがゲロゲロに。

悪夢の再来にならなくてよかった。

スピードボートは定刻通りに爆音をあげながら、シハヌークビルの高層ビルをバックに出発。

陸では風がほとんどなかったのに、沖に出ると結構波が高くて、波を乗り越えるたびにボートが急降下して、そのたびに波しぶきを浴びる。

1時間ほどかけてロン島に着いた時は結構ずぶ濡れ。

でも、ボートから降りて桟橋からの景色を見たら、そんなの全然OKという気分になる。

桟橋のふもとからはオンザビーチのバンガローが続く。

水がスーパークリアクリーン。

 

船着き場からホテルまで

今夜泊まるホテルまではそんなに遠くないはず。

ビーチを歩くか、一本入った道を歩くか迷って、日陰の多い一本入った道を歩くことにする。

バンガローの隙間から見える海が、これまたきれいだ。

バンガロー群が途切れたら、更にきれいなビーチが開けてきた。

中の道が途中で行き止まりになったので、ビーチを歩く。

あっちを見ても、

こっちを見ても、白亜のビーチとクリアな水が眩いばかりに美しい。

でも、ホテルが全く見えない。

おかしいと思ってGoogle mapを見たら、今まで来た距離の倍以上ある。

そうです、うちは夫婦でズボラなのです。

「なんでもっと船着き場近くのホテルにしなかったんだよー」

とか文句言いながら着いたホテル(Long Beach Resort Koh Rong)のチェックイン会場で、またもやそれまでの不満が吹っ飛んだ。

 

なんでこんなに砂が白いのだろう?

塩みたいだ。

これが今回泊まった部屋。

バルコニーからは少しだけ海が見える。

部屋の中は広々清潔。

これで1泊6,000円とは安すぎ。

 

夕日ラン

昼間走るのは自殺行為なので、ビーチを歩きながら少し下見する。

そしたら、またもやあっち見ても、

こっち見ても、こんな感じで、さっきより更にビーチが白い。

こんなに白いビーチはモルジブとタイのリぺ島以来かも。

でもビーチの長さはこっちの方が遥かに上。

ソクサンビーチはオートレスビーチより長くて、7kmもあると言われているのです。

正にランナー天国だ。

しかも走るとクックッ音がする。

鳴き砂だ。

オートレスビーチにもところどころに鳴き砂があるんだけど、鳴き声はこっちの方が大きい。

やっと夕方になった。

さあ、走ろう。

南国を走っているのに、なんだか雪国を走っているみたいだ。

夕日に照らされる白砂はのように見えるのだと初めて知った。

雪とヤシの木、とてもアンバランスだよね。

暗くなるまで走ってホテル前のビーチに戻ってきたら、芸術的な景色になっていた。

 

朝日ラン

ビーチに来たら、もちろん朝も走る。

朝日が昇る前からスタート。

昨日、歩いた桟橋方面を走ってみる。

ここは桟橋から歩いて10分くらいの場所にあるリゾート、Sok San Beach Resortの朝食会場。

あの時は、なんでここにしなかったんだよーって妻に文句を言ってたけど、今から思うと今回のホテルで良かった。

確かに桟橋から近くて便利だけど、秘境感は今のホテルの方が断然上。

ここはここで雰囲気はあるけど。

ここも桟橋から近いリゾートホテル。

朝日が昇ってきた。

ホテルに戻ってきて、さて足を洗おうかと思ったら不思議なことを発見。

ずっと外を裸足で走ってきたのに、足の裏が汚れてない!

確かに足の甲とかは砂を被ってるんだけど、一番汚れていそうな足の裏はきれいなのです。

オートレスビーチを走った後は、石鹸で洗わないと汚れが取れないくらい汚れるのに。

きれいな砂浜は足の裏が汚れないというのを初めて知った。

(後日、オートレスビーチを走ったら、足の裏はきれいでした。道路やホテル内のコンクリートの通路、約50mを歩く間に汚れることが判明。人工による汚染というのは恐ろしい)

 

ホテルから船着き場まで

戻りのボートは12:30発。

昨日は桟橋からホテルまで遠くて後悔したので、今日はタクシー予約してたんだけど、気が変わってキャンセルした。

チェックアウト後、きれいなビーチをもう一度、目に焼き付けるために桟橋へ向かって歩き出す。

誰の足跡もないバージンビーチを歩くのは気持ちいい。

途中、Sok San Beach Resortで小休止。

どこで昼食食べようかと物色してたら、日本料理屋を発見。

メニューをみたら味噌スープが約800円!?

ジャパニーズスープはトムヤンクンと同じレベルのスープだと勘違いしているのだろうか?

というわけで、普通のクメール料理屋へ。

割高でニセモノの日本料理より、安くて本場の味の方が断然いい。

昼食を食べ終わったのが12:15で、14時にはもう家に着いていた。

こんなに手軽に世界最高水準のビーチを満喫できるなんて最高だ。

 

その他に思ったこと

観光客はカンボジア人が一番多かったのですが、外国人ではやはり白人が大多数でした。

でもアジアの人もそこそこいて、聞いた言葉は中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、シングリッシュです。

やはりと言うべきか、日本人は見かけませんでした。

カンボジアには日本の援助が沢山入っていて、日本と言って一番最初に出てくるのが味の素、その次にJICAではないでしょうか。

多くのカンボジア人は日本人というだけで大歓迎してくれるので、どんどんカンボジアに遊びに来て欲しいものです。

ロンサレム島の旅行記はこちら。

【欧米人バックパッカーが集う秘島】ロンサレム島をベアフットラン