【欧米人バックパッカーが集う秘島】ロンサレム島をベアフットラン

カンボジアのシハヌークビルの沖合にはロン島ロンサレム島という2つの秘島があります。

ロン島には1月に行って、7kmにも及ぶ白亜のビーチを裸足で走り倒してきました。

【ロン島 ソクサンビーチ】白亜の絶景7kmのビーチをベアフットラン

今回はもう一つの秘島であるロンサレム島に行きました。

オートレスビーチからは夕日が沈む位置にあります。

地図で見ると丁度オートレスビーチの対岸にあることがわかります。

3つの矢印は平行です。

今回はサラセンビーチに行ったのですが、オートレスビーチとは平行です。

但しオートレスビーチは西向き、サラセンビーチは東向きという違いがあります。

いつも夕日を見ながら走っているので、たまには朝日を見ながらランというのもいいでしょう。

ちなみに前回行ったロン島のソクサンビーチもご覧のようにオートレスビーチと平行で、夕日ランのスポットです。

 

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シハヌークビル港~ホテル

金曜日の朝、会社へ行く途中で無性にロンサレム島に行きたくなってきました。

妻にLINEしたら行きたい!というので、昼休みに次の日の船のチケットを予約しに行きました。

前回のロン島は小さなスピードボートで結構揺れたので、今回は大きな船を予約しました。

当日来た船はこれです。

大きくて揺れなそうだし、エアコンも効いていて快適そうだ。

実際、ほとんど揺れは感じなくて、海水をかぶることもありませんでした。

予約したホテルはIsland Center Point

実は去年の6月に社員旅行でロンサレム島に来たことがあり、泊まったホテルは船着き場の真ん前でした。

前回ロン島に行った時にはホテルが船着き場から遠くて、歩いている途中で切れそうになったので、いくつかある候補の中で船着き場から一番近いホテルを選びました。

Island Center Pointは社員旅行で行ったホテルの隣だから間違いないはず

と思っていたら、ホテルの人が船着き場まで出迎えに来るという。Why?

「きっと荷物持ちに来てくれるのだろう。VIP待遇みたいだな」

と思っていました。

でも実際にサラセンビーチに着いたら船着き場がいくつかあって、着いたのはなんとホテルから一番遠い船着き場でした。

ホテルの人は管理人の名前を書いた看板を持っていてくれたので、すぐに合流。

すぐさま小さなボートに乗り換えて1.5km離れたホテルへ向かいます。

と思ったら、ビーチから結構離れた場所で止まってしまった。

遠浅でボートがこれ以上行けないらしい。

そこで再び更に小さなボートに乗り換えます。

どうやって漕ぐのかと思っていたら、こんな感じで人が押してくれた。

さすがカンボジア。

今回泊まった部屋はこんな感じ。

去年の12月にオープンしたばかりで、部屋に入ったら新品のエアコンの匂いが。

バルコニーからの眺めはこんな感じで、一応オンザビーチ。

これで70ドルは安いね。

感動したのはこの開放的なバスルーム。

夜間の虫が心配だったけど、全然来なかった。

きっと防虫対策をしているのでしょう。

 

ビーチ散策

朝9時発の船だったため、この時点でまだ11時をまわったところ。

ランチついでにビーチを散策。

ホテルには他に客がいなかったので、まだコロナの影響が続いているのかなと思っていたけれど、他のホテルにはこんな感じで欧米人がいっぱい。

今回泊まろうとしたホテルは他にも2つあって、その1つがこれ、Sara Resort

右側に写っている女性はPythonでAPIのプログラミングをしてたから、きっと今流行りのデジタルノマドに違いない。

タイのパンガン島にもいっぱいいたなあ。

羨ましい。

同じホテルにはプールサイドのバーもあって、昼からできあがっている人々も。

ここも欧米人ばっかりのOnederz

安宿なんだけど、こういうところで1か月くらいのんびりするのが彼らの過ごし方なんだろうね。

こんな質素なバンガロー群にもバルコニーに洗濯物いっぱい干した欧米人が沢山いた。

併設のレストランはこんな感じ。

こう見てくると、欧米人に人気の宿の特徴が見えてきますね。

うちのホテルは

  • きれいすぎる
  • 高すぎる(70ドルだけど1か月近く泊まる人達にとっては高すぎる)
  • 緑が少ない
  • プールがない

から欧米人に選ばれないんだろうなあ。

中国人が戻ってきたら人気が出るかもしれない。

それまでこのホテルには頑張ってもらいたいものです。

夕日ラン

17時をまわったところでベアフットランに繰り出す。

でもあまり気分が盛り上がらない。

なぜかと思ったら、波がない!

湖みたいだ。

オートレスビーチはサーフィンできるほどではないけれど波があって、海風もあって気持ちいいのだけれど、ここは無風状態。

この辺りは熱帯モンスーン気候で、今頃から11月くらいまでは南西からのモンスーンが強いんだけど、北東に面しているサラセンビーチは真逆なので海からの風がないのだろう。

ということで、静かな砂浜を走りだす。

これはこれで、穏やかな海が好きな人にはいいのだろう。

管理人は荒々しい海の方が好きだけど。

暫く行くと、欧米人に人気のエリアの砂浜には酒盛り用のテーブルセットが早くもセットされていた。

これは団体様用だろうか。

ビーチの端まで行こうと思ったけど、潮が満ちてて行けなかった。

明朝に行くことにしよう。

夕日は理論通りに陸の方へ沈む。

片道2.5kmのビーチを2往復して終了。

夜はこんなところでピザ食べたり、

こんな所で酒を飲んで、バックパッカー気分を味わった。

 

朝日ラン

昔はビーチに旅行に行ったら朝日が昇る前に起きてビーチを走るのが楽しみだったんだけど、最近は毎日ビーチを走っているせいか以前ほど気分の高揚はなくなった。

ビーチに出てみたらこんな感じ。

昨日より更に波がなく、静寂に包まれている。

都会に住んでいると何かしらの音が聞こえてくるが、何も音がない世界では自分の耳鳴りしか聞こえない。

そんな世界を味わってみたい人にはお薦めかもしれない。

昨晩の酒盛り会場もひっそり静香ちゃん。

昨日、潮が満ちてて行けなかったビーチの端には、こんな九州の田舎のような光景があった。

静寂に包まれながら、潮が引いて広くなったビーチを2往復して終了。

ホテル~シハヌークビル港

戻りの船は13時発なので、午前中はエアコンの効いた部屋でまったり。

船着き場まではこんなボートで送ってくれた。

こうやって改めて見ると、水の透明度は天国に一番近い島並みだ。

フェリーも行きに乗った船と同じタイプで良かったと思っていたら、エアコンが効かなかった。

しかもシハヌークビル港へ直行かと思ったら、ロン島経由で1時間半くらいかかってしまった。

船内はあまりにも暑く、乗客は皆不満顔。

管理人はデッキに立ってたので、海風に吹かれて気持ち良かった。

 

まとめ

人生、悪いことでも「この経験も勉強のうち」と思えば良い経験に思えてきます。

今回得られた教訓は以下の通りです。

  • 熱帯モンスーン気候のメコン地域でビーチリゾートに行くのであれば、南から西向きのビーチを選ぶべき。さもなくば波がないし、ビーチにいても海風がなくて暑い
  • ロンサレム島やロン島のビーチには複数の船着き場があることが多い。船会社によって停まる場所が違うので確認すること
  • 欧米人が好むホテルとアジア人が好むホテルは、はっきりと分かれている。のんびりと静かに滞在したい人は欧米人好みのホテルかどうかチェックした方が良い
  • エアコン付きの大型船だからといって安心してはいけない。ここカンボジアでは最後まで何が起きるかわからない