【数学グッズ】職場で使うにもプレゼントにもお薦め～コースター編

2021年7月13日2023年10月13日

前回はマグカップを紹介しましたので、今回はその下に敷くコースターを紹介します。

ところで、そもそもコースターには、どんな役割があるのでしょうか？

コースターの役割

まず１つ目は、グラスが滑らないようにする役割です。

冷たい飲み物がグラスに入っていると、グラスが汗をかいて水が下に落ちてきます。

水がテーブルに落ちたままだと、見た目にも良くないし、袖が水で濡れてしまうかもしれませんね。

そればかりではありません。

テーブルがガラスや大理石などの場合、グラスが滑りやすくなり危険です。

暖かい飲み物の場合はグラスに汗をかきませんので、そのような心配は無用です。

しかし万が一、テーブルが濡れている場合、もっと危険があります。

よく味噌汁が入ったお椀がスーッと動き出すのを見たことはないでしょうか？

ポルダーガイストのような不思議な現象ですが、ちゃんと物理現象として説明できます。

この現象が起こるためには、

のすべての条件が満たされることが必要です。

まず、水の表面張力によりお椀とテーブルの隙間が水で満たされます。

すると、お椀とテーブルの間に挟まれた空気が密閉状態になります。

この空気は味噌汁の熱で温められて膨張します。

するとお椀が少し持ち上げられて、お椀とテーブルの間の摩擦力が小さくなります。

テーブルが完全に水平になっていることは稀ですので、お椀は傾きの方向に滑り出すというわけです。

このような現象はお椀のような軽い容器に温かい飲み物が入っている時に起こりますが、重い容器でも少なからず摩擦力は小さくなり滑りやすくなります。

つまり、

ということです。

吸水力に優れたコースターがあれば、このような問題を解決してくれます。

２つ目は、テーブルの損傷防止です。

ガラステーブルの上にガラスのグラスを置くと、ガラスが割れやしないかとヒヤヒヤしますね。

また重いマグカップを大理石のテーブルの上に置く時は、大理石の表面に傷がつかないかとヒヤヒヤしますね。

このような場合に、コースターはクッションになってくれます。

３つ目は、自分のセンスをアピールする役割です！

お店を経営している場合は、その店のアピールになりますし、会社への来客に飲み物を出す時には、その会社のイメージをアピールすることができます。

珍しいコースターが、初見の来客とのアイスブレイクトークのネタになることもあるかもしれません。

勿論、自宅に人を招く時に使ったり、オフィスで自分用に使っていれば、自分のセンスのアピールになります。