【2021年版】3PLグローバル売上高ランキング 30社|事業セグメント別に独自調査

2022年6月27日

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日本で売上高No.1の物流会社は日本通運ですが、世界ランキングではどのくらいの位置になるのでしょうか?

世界でも競争力のある自動車業界では、日本No.1のトヨタ自動車世界でもNo.1です。

一方、食品業界では、日本No.1のサントリーでさえ世界では20位くらいです。

そこで、物流業界の世界ランキングを作成してみました。

このランキングには日本に進出している有名な外資系物流会社も多く出てきますので、それらの会社の売上高が世界でどのくらいの位置にあるのかも分かります。

 

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目次

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調査方法

まずは物流会社といっても人によって定義が異なりますので、3PLプロバイダーに限定しました。

3PL(サードパーティロジスティクス)にも様々な定義がありますが、ここでは次のように定義しました。

 

  1. 自社と他社の資産を組み合わせ、顧客のサプライチェーン関連業務を包括的または部分的に請け負う事業
  2. 宅配便や郵便等、自社のタリフに基づいて不特定多数の配送を行う事業は除外
  3. 海運、空運、鉄道の実運送事業は除外
  4. 上記の事業を複合的に行う企業の場合は、1のみを抽出

 

要は、顧客の要望に合わせて業務をカスタマイズするのではなく、自社のプラットフォームに載せるだけの事業は除外しました。

(但し、共同物流を発展させた同一業界向けの物流プラットフォーム事業は3PLに含めています)

その意味では、【2021年最新版】物流会社の売上高トップ63社をランキング!|7つの財務指標で徹底比較の基準より厳しくしています。

【2021年最新版】物流会社の売上高トップ63社をランキング!|7つの財務指標で徹底比較

 

調査方法としては、まず下記のサイトを参照してグローバル3PL企業の候補を探索しました。

>> Top 100 Logistics Companies in The World

>> Top 100 US and Global 3PL Companies [2021]

 

そしてこれらの企業の事業内容と売上高を、企業サイト等の公開情報から調べました。

従って、大企業であってもファミリー企業等で財務諸表が公開されていない会社は、ランキングから除外しています。

 

会計に使用する機能通貨は様々ですが、すべて米ドルに換算しました。

換算レートは、2020年1月1日から2020年12月31日までの平均スポットレートを使用しました。

決算期は国により、会社により異なりますが、すべて上記の期間の平均レートで米ドルに換算しています。

 

世界の3PL企業の売上高ランキングトップ30社は次のようになりました。

意外なことに日本の物流会社が7社も含まれています!(日本郵政傘下のTOLLも日本の物流会社とカウントすれば8社

 

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売上高ランキング

1位 DHL Supply Chain + DHL Global Forwarding(30,343百万USD

ドイツ連邦郵便が民営化して買収を重ねたDeutsche Post DHLグループ郵便Express(国際宅配便)、Global Forwarding & Freight(フォワーディング)、Supply Chain(ロジスティクス)、eCommerce SolutionsのDivisionに分かれています。

その中でGlobal Forwarding & FreightSupply Chainの売上高を合計したものです。

内訳は、

Air Forwarding:6,545百万USD

Ocean Forwarding:3,670百万USD

Other Freight:4,634百万USD

Supply Chain:13,371百万USD

となっています。(除内部調整)

日本にもExpress divisionのDHLジャパン、Global Forwarding & Freight divisionのDHL グローバルフォワーディングジャパン、Supply Chain divisionのDHLサプライチェーンの日本法人があります。

【DHL】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

2位 Kuehne + Nagel(25,395百万USD

1890年創業のスイス物流大手。

売上の内訳は、

Air Forwarding:6,204百万USD

Ocean Forwarding:9,570百万USD

Road Freight:3,875百万USD

Contract Logistics:5,747百万USD

となっています。

日本にも現地法人キューネ・アンド・ナーゲル株式会社があります。

【キューネ・アンド・ナーゲル】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

3位 DB Schenker(20,110百万USD

ドイツ鉄道(Deutsche Bahn AG)のロジスティクス事業を担うDB Schenkerの売上高。

内訳は、

Air & Ocean Freight:8,228百万USD

Land Freight:6,716百万USD

Contract Logistics:2,715百万USD

となっています。

日本には西濃運輸との合弁会社、西濃シェンカーがあります。

【DBシェンカー】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

4位 Nippon Express(19,476百万USD

日本通運については、こちらを参照下さい。

日本通運に応募する前に知っておきたい事業内容と強みを徹底分析!

 

5位 DSV(17,761百万USD

1976年創業のデンマーク物流大手。

2019年にスイスの物流大手Panalpinaを買収し、2021年4月にはクエートの物流大手Agility(本ランキング21位)のGlobal Integrated Logistics(GIL)事業を買収しました。

内訳は、

Air & Ocean Freight:12,094百万USD

Road Freight:4,988百万USD

Contract Logistics:2,397百万USD

となっています。

日本法人はディエスヴィ・エアーシー株式会社です。

【DSV】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

6位 XPO Logistics(16,252百万USD

米国でのトラック輸送を主力としているため、陸上輸送業務の売上が大半。

倉庫業務と思われるロジスティクス部門の売上は6,182百万USDです。

 

7位 C.H. Robinson(16,207百万USD

こちらも米国のトラック輸送を主力としており、陸上輸送業務の売上が大半。

内訳は、

Air & Ocean Freight:3,101百万USD

Road Freight:11,313百万USD

Contract Logistics:1,794百万USD

となっています。

日本にも法人がありましたが、2019年に閉鎖したようです。

山九と国際物流代理店契約を結んでいます。

 

8位 UPS Supply Chain Solutions(15,184百万USD

FedExと並ぶ米国の国際宅配便大手UPS(United Parcel Service)のロジスティクス部門を担う事業会社。

内訳は、

Air & Ocean Freight:6,975百万USD

Road Freight:3,149百万USD

Contract Logistics:4,073百万USD

となっています。

日本にはUPSサプライチャーンジャパンの他、国際宅配便の現地法人UPSジャパンもあります。

【UPS】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

9位 Expeditors International(10,116百万USD

米国発祥のフォワーディングを主力とする物流会社。

内訳は、

Air Forwarding:4,784百万USD

Ocean Forwarding:2,353百万USD

Customs Brokerage & Others:2,979百万USD

となっています。

日本にもエクスペダイターズ・ジャパンがあります。

【エクスペダイターズ】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

10位 J.B. Hunt(9,637百万USD

米国のトラック輸送を主力としており、陸上輸送業務の売上が大半。

 

11位 GEODIS(9,433百万USD

フランス国鉄(SNCF)のロジスティクスdivision。

Freight ForwardingからContract Logisticsまで幅広く手掛けています。

日本にもジオディス・ジャパンがあります。

 

12位 CJ Logistics(8,625百万USD

韓国のコングロマリットCJグループは、サムスングループと同じ源流です。

売上の内訳はフォワーディングが40%、宅配便が30%、Contract Logisticsが25%です。

日本にもCJロジスティクスジャパンがあります。

 

13位 CEVA Logistics(7,506百万USD

TNT LogisticsEGLが合併して2006年にできた物流会社です。

その後、2019年にフランスの大手海運会社CMA CGMに買収され、同グループのロジスティクス事業を担っています。

日本にもシーバロジスティクスジャパンがあります。

【シーバロジスティクス】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

14位 TOLL Holdings(7,024百万USD

オーストラリアの大手物流会社で、アジア太平洋地域に広く事業を展開しています。

2015年に日本郵便に買収され、同社のロジスティクス事業を担っています。

日本にもトールエクスプレスジャパンがあります。

 

15位 Maersk Logistics(6,963百万USD

デンマークに本拠を置く世界最大の海運会社Maersk Lineのロジスティクス部門の売上高です。

内訳は、

Air Forwarding:780百万USD

Ocean Forwarding:460百万USD

Road Freight:527百万USD

Intermodal:2,736百万USD

Supply Chain Management:961百万USD

となっています。

日本にはマースクラインA/Sの日本支社があります。

【マースク】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

16位 Kerry Logistics(6,878百万USD

香港の大手物流企業で、アジアに強力なネットワークを持っています。

内訳は、

Air & Ocean Freight:4,118百万USD

Contract Logistics:2,732百万USD

となっています。

日本にもケリーロジスティクスジャパンがあります。

【ケリー】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

17位 Bolloré Logistics(6,782百万USD

フランスのコングロマリットTHE BOLLORÉ GROUPの輸送・物流部門です。

内訳は、

アフリカ物流:2,793百万USD

それ以外:3,989百万USD

となっています。

日本にもボロレ・ロジスティクス・ジャパンがあります。

 

18位 Hitachi Transport System(6,111百万USD

日立物流については、こちらを参照下さい。

日立物流に応募する前に知っておきたい事業内容と強みを徹底分析!

 

19位 Kintetsu World Express(5,706百万USD

近鉄エクスプレスについては、こちらを参照下さい。

近鉄エクスプレスに応募する前に知っておきたい事業内容と強みを徹底分析!

 

20位 Senko Group(5,362百万USD

センコーについては、こちらを参照下さい。

センコーグループHDに応募する前に知っておきたい事業内容と強みを徹底分析!

 

21位 Agility(5,284百万USD

クウェートの物流最大手で中東、アフリカ、南アジアに広いネットワークを持っています。

2021年4月にGlobal Integrated Logistics(GIL)事業はDSVに吸収されました。

日本にもアジリティ株式会社があります。

【アジリティ】応募する前に知っておきたい会社の歴史と収益性と事業内容

 

22位 Yusen Logistics(5,257百万USD

郵船ロジスティクスは、日本の海運最大手である日本郵船の物流事業会社です。

2018年に上場廃止しているため、日本郵船の物流事業の売上高を参照しました。

 

23位 Sankyu(5,001百万USD

山九については、こちらを参照下さい。

山九に応募する前に知っておきたい会社の事業内容と強みを徹底解説!

 

24位 Seino Holdings(4,370百万USD

セイノーホールディングスについては、こちらを参照下さい。

セイノーホールディングスに応募する前に知っておきたい事業内容と強みを徹底分析!

 

25位 GEFCO(4,345百万USD

車のプジョーシトロエンで有名なPSA Groupの物流事業会社です。

2012年に株式の75%がロシア鉄道に売却されましたが、PSA Groupの物流事業は引き続き行っています。

伊藤忠ロジと日欧間の一貫輸送で提携しています。

 

26位 Schneider(4,235百万USD

米国のトラック輸送を主力とする物流会社です。

内訳は、

Truckload:2,826百万USD

Intermodal and Logistics:1,129百万USD

となっています。

 

27位 Landstar System(4,133百万USD

米国のトラック輸送を主力とする物流企業で、独立のセールスエージェントを介した輸送能力の調達を強みとしています。

 

28位 Ryder System(3,773百万USD

トラックのリース、メンテナンスを請け負うフリートマネジメント事業の米国における大手企業ですが、物流事業も行っています。

物流事業の内訳は次の通りです。

Supply Chain:2,544百万USD

Dedicated Transportation Solutions:1,229百万USD

 

29位 Hub Group(3,496百万USD

北米でトラック輸送サービスを提供している会社です。

内訳は、

Intermodal:2,092百万USD

Logistics:705百万USD

Truck Brokerage:431百万USD

Dedicated Trucking:268百万USD

となっています。

 

30位 Imperial Logistics(3,183百万USD

ドイツの物流会社ですがアフリカ市場に注力しており、南アフリカに上場しています。

物流事業をバックボーンに自ら在庫を所有する商社事業も、Market Accessという看板の元に行っています。

内訳は、

Market Access:924百万USD

Freight:1,474百万USD

Contract Logistics:784百万USD

となっています。

 

最後に

転職の成否はタイミングに大きく左右されます。

限られた時間の中でいかに自分にあった多くの優良求人に出会えるかが勝負です。

そのためには広く網を張ると同時に、最も高い確率で優良求人を紹介してもらえる転職エージェントを押さえておく戦略が有効です。

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